契約書の作成は、多様な企業活動に関わる企業法務の中でも中核的な存在に当たります。というのは、第1に業務提携や株式譲渡といった対外的な取り引き、活動にとって契約書の作成は不可欠であるからです。
このような外部との取り引きにおける契約書の作成に伴い契約書の内容に致命的な欠点の有無の確認をしたり、有事の際の規定をおくことをしっかりとチェックする必要があります(これらの作業が一般的に「リーガルチェック」と言われています)。
本来企業活動は他社との交渉を通じて自分の事業を展開していくのが基本になります。そこでは信頼関係というものが重要であることは間違い無いでしょう。この信頼関係をしっかりと契約に取り込むことは簡単なことではありません。ですが、取引先や第三者に対しても有益な関係を継続するような契約・取引をすることがベストな対応であるはずです。
第2に、企業法務として会社の健全化・透明化に貢献することができるからです。ある企業の企画が法令等に反していないかを確認することも契約書の作成の中で重要な確認事項です。最近では、コンプライアンスという言葉がよく持ち出されますが、昔よりもさらに法律による規律を重視している状況を表しております。
この背景の中で、契約に基づく経済取り引きは企業活動で不可欠な存在であるといってもいいでしょう。
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契約書の作成
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